フランス

【観光】パリ以外にも魅力的な街がいっぱい!フランスの13の州をご紹介【おすすめ】

こんにちは、おたふらです。

みなさんは、フランスでお気に入りの街はありますか?

フランスといえば多くの人が最初に思いつくのが花の都「パリ」ですが、このパリは「 イル=ド=フランス (Île-de-France)」という州に含まれる街になります (地域圏と表記されることもありますが、当記事では「州」と表記します)。

ちなみにパリは日本でいうところの都道府県の分類です。

                                                                                                                  

引用元: https://www.regions-et-departements.fr/

                                                                                     

フランスには、パリを含む「イル=ド=フランス」以外にも、たくさんの州があり、全部合わせると18になります。ただこの数字は、海外のフランス領土に含まれる島全てを合わせたもので、フランス本土のだけの場合は13個の州があります

以前は22個の州がありましたが、2016年にフランス全土で合併が進み、現在の18個に落ち着きました。

今回は、そんなフランスの州について、フランス人の彼女にいろいろと特徴や魅力を教えてもらったので書いていきたいと思います。

今回は、フランス本土の13の州に絞ってご紹介します。

みなさんの大好きな街はどこの州に含まれるのでしょうか?

グラン・テスト州(GRAND EST)

グラン・テスト州は、クリスマスマーケットで有名な『ストラスブール』や、上の写真のカラフルで可愛い建物が沢山ある『コルマール』などを有する州です。

僕の彼女が通っていた大学も、このグラン・テスト州にあります。

場所によっては、歴史的な背景から昔ドイツ領だったことのあるところもあり、そうした場所はフランスの文化とドイツの文化が混在していて、非常に個性的で人気があります

グラン・テスト州の食べ物としては、「フラメンクッシュ」「パンデピス」「ラ・キッシュ・ロレンヌ」「マンステールチーズ」「マドレーヌ」などが有名です。

サントル=ヴァル・ド・ロワール 州( Centre-Val de Loire)

フランスの中央にある州です。2015年にサルトル州という名前から現在の州名に変更されました。

有名な街としては、ジャンヌ・ダルクが死んだ地として知られる『オルレアン』や、日本庭園が多くある『トゥール』、世界遺産であるシャンボール城を有する『シャンボール』などが挙げられます。

もしロワール州に行ったら、上下をひっくり返して食べる面白いケーキ「タルト・タタン」も食べてみてはいかがでしょうか?

ヌーヴェル=アキテーヌ 州(Nouvelle-Aquitaine

首府はワインで有名な『ボルドー』です。他にも人気のバカンス地である『アルカション』や、元フランス大統領のフランソワ・オランドの地元である『チュール』を有します。

フォワグラや牡蠣が人気です。(牡蠣はブルターニュ産も有名)

ラクレットと一緒に食べられることの多い「バレンヌハム」も外せません。(僕も彼女も大好きです!!)

アキテーヌ州では、自分たちの作るワインや食べ物を非常に誇りに思っている人が多いです。たしかに美味しいのでそうなるのもわかりますね。

オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ 州(Auvergne-Rhône-Alpes

フランス人にも物凄く人気の街、「リヨン」を有する州になります。古都と呼ばれるさながら「フランスの京都」という感じで非常に美しい街です。

個人的に気になって、フランス人によく「フランスで一番好きな街はどこ?」と聞いたりするのですが、リヨンと答える人が圧倒的に多かったです。ぜひ一度行ってみてほしいと思います。

 

 

オーベルニュ州には、多くの山々があり、その中にはフランスで最も標高の高い火山である「ピュイ・ド・ドーム」があります。

また世界的にも有名な、欧州で最も標高の高い山である「モンブラン」もこの州にあります

また、日本人にも親しみのある飲料水のボルビックは、この州で作られています。火山灰などがフィルターとなり、岩石にはミネラルが豊富に含まれているため、非常に綺麗で良質な水を採取することが出来るそうです。

フランス人の間で、この地域の人々は大酒飲みというステレオタイプがあるというのも面白いですね。

日本人女性が大好きな「アメリ」の主演女優オドレイ・トゥトゥもこの州の出身です。

イル=ド=フランス州( Île-de-France )

世界一の観光都市である「パリ」は、このイル=ド=フランスに含まれます。1221万人の多種多様な民族が暮らす、フランス最多人口の州となります。

パリは、みなさんご存じ「エッフェル塔」「凱旋門」「ノートルダム・ド・パリ」など数多くの観光スポットを有しています。

フランス人の多くは、パリジャンのことを「冷たい人」「いつも急いでいる」という印象を持っているようです。(首都に住む人にこのような印象を持つ人が多いのはどの国も同じでしょう)

多くの日本人女性が憧れるように、フランス人もパリの建築物のことは綺麗だと感じる人が多いらしいですね。

彼女曰く、「パリは下を見ると汚いけど、上を見ると凄く美しい街」と言っていました。たしかにゴミと犬の糞だらけだけど、建築様式にはうっとりしてしまいますからね。

日本人に多くみられる症状として有名な「パリ症候群」はおそらくこういった要素が一つの原因になっているのかもしれません。

パリの他には、「ヴェルサイユ」などもこの州にあります。

ブルターニュ州(Région Bretagne)


ブルターニュは、フランス革命の時代、フランスに併合されるまでは「ブルターニュ公国」という一つの独立国家だったという歴史的背景のある土地です。

民族的ルーツも他のフランス人とは異なる面もあり、ブルターニュの人は自らを「ブルターニュ人」と考える人も多く、非常に強いアイデンティティーを持っている人々だと言われています。頭が固い頑固なイメージもあるそうです。

また、オーベルニュ州と同様に、大酒のみというステレオタイプがあるんだとか。

また、フランス人の中でも人によると思いますが、「ブルターニュのイメージは海」だと彼女が言っていました。。州の大半が大西洋沿いに面していることが理由でしょう。

中心都市である「レンヌ」や、ビーチリゾートのある「サンマロ」などの街が有名です。

「クレープ」「ガレット」「クイーニーアマン」などは、ブルターニュ州の郷土料理です。

日本ではクレープといえば甘いですが、本場ブルターニュのクレープは甘さとしょっぱさがあるんだそうです。(僕も食べてみたい)

オー=ド=フランス州( Hauts-de-France)

直訳すると、「フランスの上」。

フランスの非常に有名なコメディアン「ダニーブーン」が生まれた州で、自身のスぺクタルでもネタにしていました笑

「なんでこんな変な名前にしやがったんだ!」と笑

また、僕の彼女が生まれ育ったのも、実はこのオードフランス州なんです。田園風景が広がり、日本人が「カンパーニュ」と聞いてイメージするような風景が広がる美しい州です

ただ、ここ最近は風力発電が進み、電波による健康被害の面で州民から数多くの抗議の声が上がっているそうです。美しい田園の景観も壊し問題視されています。

首都は「リール」です。

そのほかにも、海底二万海里や十五少年漂流記などで世界的にも有名な、SF文学の父ジュール・ヴェルヌの出生地である「アミヤン」や、「ダンケルク」、「カレー」などの街が有名です。

食べ物は「フィセル・ピカール」や「ノール・パ・ド・カレ」、地理的に近いベルギーでも人気な「ムール・フリット」などの郷土料理が楽しめます。

ペイ・ド・ラ・ロワール州( Pays de la Loire )

中世の面影を残し落ち着いた街並みの 「アンジェ」や、中心都市「ナント」が有名です。

また、世界一のテーマパークとも言われ、観光地として絶大な人気を誇る「ピュイ・デュ・フー」があるのも、このロワール州になります。

また、温暖な気候に恵まれ、ラディッシュ、アスパラガス、エシャロットなど多種多様な野菜が生産される食材の宝庫でもあります。

ノルマンディー州(Normandie

見てお判りですね、世界遺産モンサンミッシェルはこのノルマンディー州にあります。

食べ物でぜひ試してもらいたいのは、「ムール貝」や「カマンベールチーズ」ですね、非常に有名です。

また、歴史的には、 第二次世界大戦において、史上最大の作戦と呼ばれる「ノルマンディ上陸作戦」 が知られています。

ノルマンディーの人々は、フランス人には珍しく、「はい、いいえ」と断定せず「たぶん」といった言葉をよく使うなど、遠回しに言うイメージがあるそうです。

彼女も、「みんなじゃないけど、1番日本人みたいかも」と言っていました。

オクシタニ州(Occitanie

フランス南部に位置し、多くの大学や研究機関・文化遺産を持ち、京都府と友好提携を結んでいる州です。

ラグビーで有名な「トゥールーズ」、有名な観光地のコメディ広場がある可愛らしい街「モンプリエ」などを有します。

また、城壁都市「カルカソンヌ」は、まるで進撃の巨人の世界に迷い込んだような街並みで、フランス人にも非常に人気です。

世界三大ブルーチーズともいわれる「ロックフォール」が有名です。海の幸にも恵まれ、多くの海鮮料理を味わうことも出来ます。

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール州( Provence-Alpes-Côte d’Azur )

イタリアと地中海に接する、南仏プロヴァンス州。

クルーザーが印象的な港町「マルセイユ」、高級リゾートを有する「ニース」、映画祭でお馴染み「カンヌ」など、世界的にも有名な街がこれでもかとある、観光スポットに恵まれた州になります。

新鮮な海の幸が詰まった「ブイヤベース」や、「ラタトゥイユ」などは、このプロヴァンス州の料理になります。

サッカー選手のジダンはプロヴァンスの出身です。プロヴァンスの人々はフランス人の中でも特によくしゃべり少しうるさいくらいですが、人情味があり、とても優しいそうです

ただ、「北仏に比べて確かにフレンドリーだけど、結構浅い関係で終わりがち」という話も聞きますので一長一短という感じでしょうか。

それでも「南仏といえばプロヴァンス!」と言うくらい陽気で素敵な人々だそうです。

〈おわりに〉

さて、いかがでしたか?

フランスには本当に、東西南北たくさんの魅力的な地域があります。

もしフランスに旅行をしたり、移住する予定のある方は、パリだけでなく地方にも足を運び、地域に根ざした奥深い文化や、美しく個性的な街並みを思いっきり楽しんでください。

ちなみに僕のフランス人の彼女が1番好きなフランスの街は、「ストラスブール」だそうです!

それでは!